まずこのゲームはニコニコ動画の「泣きゲーランキング」（こんな感じのタイトルだったと思う・・・）で第一位だった事が
切っ掛けで知りました しかも、泣きゲーで有名なあのＫＥＹさえも凌いだ結果だった事がＫＥＹ崇拝者の私には信じられずにその後は
検索の嵐・・・しかし、どこを見ても評価は非常に高く悪く言う人は私が知る限り居ません・・・。
今まで私はこの手の恋愛ゲームや泣きゲーと言われる作品を沢山こなして来ましたが、どれにしてもＫＥＹを超えると感じられた物は無か
ったので多くの人が泣きゲーナンバーワンと言うこのタイトルに自然と期待が高まりました。
さて、早速シナリオについて語りたい所でははりますが、それはお楽しみと言う事でまずはグラ関係に対して話したいと思います
最初にヒロインですが番外編も含めた５人共に素直に可愛いと思える私好みのタッチで直ぐに馴染めました 唯、景色等は並みと言うか
普通のレベルだと感じ特に関心を持った部分は無かったです。
そして音楽についてですが、ＢＧＭはどれも場面やシーンの雰囲気にあった曲ばかりで良かったのとＯＰに使われた主題歌もゲームと
ＯＰムービーのイメージにピッタリで私のこのゲームを買う意欲はこれを見て聴いて益々固まりました
（個人的にはｘｂｏｘ３６０版に追加された新曲ではなくＰＣ版の曲がよりこのゲームのイメージに合って居ると思っています）
では逆に不満だった部分を話します とは言え特に不満と言う程でも無いのですが強いて言うならと言う意味で・・・
シナリオのボリュームは私には丁度良かったのですがヒロイン攻略の難易度が低めで単純だったのでもう少し手順や条件が絡んで
来る様な工夫が欲しかったのと「指きりの記憶」に続いて今回もショートカットが無かったのはちょっと・・・まあ選択肢も少な
だったので仕方ないかな・・・。
それとネットで調べて分かったのですが本来ＰＣ版の番外編となる「法月編」は「車輪の国、悠久の少年少女」と言う別のタイトルに収録
されていて それには同時に各ヒロインの「車輪の国 向日葵の少女」の今後を描いた話が含まれているにも拘らず今回のＸｂｏｘ版には
含まれていません・・・何故こんな中途半端な事になったのでしょう？・・・全く解せません・・・知りたければＰＣ版買えってか？。
はい、いよいよシナリオについてお話します このゲームは全体が１章から５章までで構成されていて２章から各ヒロインの物語に入り
その後全ヒロインを攻略すると追加シナリオの「法月編」がプレイ可能になります 因みに１章はプロローグと全ヒロイン共通編
なのですがＯＰ直後人が一人死にます・・・しかも殺される理由が遅刻と言う何とも後味悪い始まりでした・・・。
進行順をヒロインの名前で言いますと２章「三ツ廣 さち」３章「大音 灯花」４章「日向 夏咲」となりどれも人の心の弱さや
強さを描いていて最終的にはとても感動出来る内容に様になっていました 中でも私が特に感動を感じたのが「法月編」の
元々平手打ち程度の小さな暴力に脅える程の弱さを持つ少女「雑賀 みぃな」がラストで見せるのどんな仕打ちや暴力にも屈しない
強い意志と心の強さそして、２章の「大音 灯花」の揺るぎない優しさの２点でこの２つの話がねければ私はこのタイトルをＫＥＹ作品
同等若しくはそれ以上と評価するには至らなかったでしょう 更に劇中何度なく起きる予測が出来ない展開がこの先品の評価をより
高くしたと思います 素晴らしいゲームでした。
全体的評価 ☆☆☆☆☆
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